●お腹が真っ黒な、やや大きめのタカラガイ。落ちているとすごく目立つものの、一日歩いても見つからないのが普通。砂泥地の岩礁を好むそうで、確かに泥っぽい場所に上がっていることが多いです。ハツユキダカラと同様で、単に僕がそういう場所にあまり行ってないだけなのかも。
●他のタカラガイをたくさん拾うような磯の間の砂浜でも、たまに見つかることはありますが、割れちゃってるのが多い。真っ黒くて艶も残ってるかけらを見ると悲しい。
●学名のonixはオニキス=メノウのこと。メノウといえば、白い縞になったものが三浦半島の西海岸でも時々拾えますが、これは黒いメノウに例えたものだそうです。
そこそこきれいなもの。手前の個体では左右から白い滑層が出ています。暖かい海ではこれがもっと広がって青白くなるそうです。南関東ではそこまではなかなか育たないみたい。
クチグロキヌタは殻の質が弱いのか、割れるまでいかなくても、すぐガスガスになってしまいます。
幼貝と未成貝。クチグロキヌタは幼貝の時から色が濃くて、淡色の2本の帯が目立つので他の種類とは区別できます。一番右のはもう外唇ができてるのでこれ以上は大きくならないはずですが、たった13.6mmしかありません。大きい方のサイズは比較的安定してるのですが、こんな風に時々異常に小さいのがあります。
似ているもの:
ありません。しいていえば、南紀あたりまで行くと拾えるタルダカラというのが同様にお腹が真っ黒になりますが、これはずっと大きくて細長くなります。まだ三浦房総では見つかってないと思います。
【三浦・房総の貝殻図鑑の最新記事】


