2009年07月06日

ヤマカガシ (東京・多摩丘陵)

自然の中に遊びに行くとき、「そろそろヤマユリが咲いてるかな」なんて期待して、それがちゃんと咲いてるのもうれしいけど、それ以外にも、その日に何が出会えるかわからないから楽しいっていうのもあります。もちろん、花に限らず。
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というわけで今回はヘビ。嫌いな人ごめんなさい。正直言えば僕の場合は積極的に好きだったりするわけですが。
よく公園などで、「マムシに注意」なんていう看板がありますが、実際にマムシに出会える機会なんて、そこらの里山ではそうそうありません。これだけ歩き回ってる僕にしたって、近所ではここ10年で3回だけです。
一番多いのはこのヤマカガシで、次がアオダイショウ、シマヘビ。ヤマカガシはカエルが主食のため、カエルがいる田んぼの近くを歩いていればもう常連レベル。多いときには1時間ほどで3,4匹出てきたりします。隈取りをしたような顔と、赤い模様が入った胴体が特徴で、特に若い個体は色鮮やかです。

僕が子供の頃は図鑑でも無毒ヘビの扱いで、こいつを見つけると必ず捕まえて遊んでから逃がしてたわけですが、奥の牙には出血毒を持っていて、死亡例も出たため現在では毒蛇として知られるようになりました。牙とは別に、首のあたりにも毒腺があるので、僕もあんまり積極的には遊びません。
性質はシマヘビなんかに比べればおとなしく、気が付けばヘビの方が必死に逃げてることのほうが普通です。ただ写真を撮るときには藪の中へ逃げるのを引っ張り出したり、前に回ったりして追い詰めるので、上の写真でも首をふくらませて怒ってます。
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これは珍しく木に登ってた個体。正面から見ればそれなりに可愛いかも。無理かな。
ヘビなんていなけりゃいいのに、と思う人も多いだろうけど、こういった捕食者がたくさんいるということは、それだけカエルがいっぱいいて、そのカエルを養う昆虫も、昆虫たちが食べる植物も豊かだってことなんですね。好きになるのは無理でも、そんなに嫌うことはないと思うんだけどなあ。
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こいつは1.5mくらいありそうな大物。大きくなると色合いが沈んできます。最大記録に近そうだったので、捕まえて計っておけばよかった。
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2009年07月05日

オカトラノオ (東京・多摩丘陵)

ニイニイゼミの声が聞こえ始めた雑木林の山道。日の当たる場所にオカトラノオの白い穂が群れています。
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場所によっては、楽しみにしてたのに初夏の草刈りで一気に全滅してることもあるんですが、ここのはなんとか無事に花を咲かせてくれました。サクラソウ科らしく、一つ一つの花をよく見ると整った五弁になっています。ただ、下の方から咲き上がるので、全体が同時に満開ということにはならず、気が付くともう半分枯れていることもあります。上の写真もちょっと遅めですね。
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吸蜜していたのはメスグロヒョウモン。夏草の中では虫たちにも目立つらしく、数多くの蝶がよく蜜を吸っています。

穂になって咲く花にはトラノオの名がつくものは多いけど、同じ仲間とは限りません。ハルトラノオはタデ科、花壇に植えられるカクトラノオはシソ科。オカトラノオに近いものでは、同じ時期に湿地に咲くヌマトラノオがあって、こちらは穂が垂れ下がらずにまっすぐ立っています。
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オカトラノオの咲く場所から道をはさんで、休耕田に咲いていたヌマトラノオ。オカトラノオよりも全体に細くて、葉っぱの色も淡いので清楚な感じです。こっちはずっと少なくて、めったに見られないのが残念。
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2009年07月04日

ニホンアマガエル (東京・多摩丘陵)

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天気が悪いとどうしても外を歩くのは敬遠しがちだけど、カエルたちにとっては最高の季節です。田んぼに行けばもう昼間から大合唱。でも、鳴いてるからってそおおっと近づいてもなかなか姿は見られません。見つけやすいのは、田んぼのまわりの草むら。上陸したばかりでまだしっぽがあるもの、一人前の姿になったものなど、大きさもまちまちなのは、アカガエルやヒキガエルなどと違って繁殖期が集中しないからなのでしょう。
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よく似たシュレーゲルアオガエルとの違いは、大きさだけじゃなく、鼻先が寸詰まりになっていることと、目の前後に黒い斑紋があること。シュレーゲルアオガエルほど水から離れた場所ではあまり見かけませんが、近くに田んぼがあれば、街灯の近くで集まる虫を待っていたりします。
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これはカブトムシが集まるクヌギの幹に登っていたもの。かなり大きくて、最初はアマガエルとは思えませんでした。両生類や爬虫類は生きている限り大きくなるそうですが、これは何歳くらいなんだろう。アマガエルは見かけによらず長生きで、飼育下では10年近く生きた記録もあるそうです。
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2009年07月03日

ノカンゾウとヤブカンゾウ (東京・多摩丘陵)

ここんとこずっと遠出の取材がないので、近場の里山ばっかりですが、まあそれはそれでいいかな。わかりきった花の名所で証拠写真撮るよりは、近所で季節を見つけた方がうれしい。
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どんよりとした空の下、霧雨の中で咲きはじめていたのはノカンゾウ。見たとおりユリの仲間ですが、葉っぱと花茎が別に出てくるワスレグサ(ヘメロカリス)属。花壇に植えられるヘメロカリスや、高原に咲くニッコウキスゲと同じ属です。朱色っぽくて透明感はないので爽やかさには欠けるけど、あぜ道に点々と咲いている姿は遠くからも目立ち、夏の訪れを感じさせます。
カンゾウというと漢方薬の甘草を連想しますが、こっちは「萱草」。ワスレグサの別名通り、その美しさのあまり、悲しみも忘れさせてくれるという意味だそうです。
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同じ谷戸には、近縁のヤブカンゾウも咲いています。こちらは雄しべや雌しべが弁化した八重咲きの花。古い時代に中国から帰化した植物と言われ、種ができない代わりに根を伸ばして増えるため、一面に広がっていることがあります。

僕にとっては、ノカンゾウやヤブカンゾウは、春一番に食べる山菜でもあります。あんまり採っている人は見かけないけど、山道のわきなどに半分埋もれて、白い部分が長くなった若芽はぬめりがあってうまいんです。ぬたにしたりバター炒めにしたり。フキノトウよりもいろんな使い方ができるのでおすすめ。
でもこの時期花を見ると、いまさらちょっともったいなかったような気分になったりして。
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2009年06月25日

ハラビロトンボ (東京・多摩丘陵)

ひさびさに雨が上がって外に出れば、もう陽射しは夏。草むらからはむっとするような熱気がわき上がってきます。
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休耕田となってもう10年近い谷戸は、足を踏み入れれば水がしみ出すような湿地。ひと月足らず前に草刈りをしたばかりなのに、もう緑の草が膝ほどに伸び出しています。
こんな場所にたくさん飛び交っているのがハラビロトンボ。シオカラトンボを小さくして寸詰まりにしたような姿で、名前の通りお腹が幅広になっているのですぐわかります。池や田んぼにはほとんどいなくて、こういったほとんど水面などは見えない湿地が住みか。あまり遠くに飛び回ることもなく、こいつがいれば、すぐ近くに湿地があることの証です。
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シオカラなどに比べると敏感ですぐ飛んでしまうけど、高く飛ぶことはなく、また近くに止まります。そっと近づけば額にはサファイアのような輝きを持った部分があることに気づくでしょう。GW前あたりから飛んでいますが、今の時期に成熟して、雄は鮮やかな濃紺になります。でも写真に撮ると真っ黒になったり、ストロボを使うと妙に明るくなったりして難しい。

靴の中に水が入ってくるのも構わずにハラビロトンボを追いかけていると、足もとからは大きくなったヒメギス、まだ小さいショウリョウバッタモドキなどが飛び出してきます。放棄水田といっても、定期的に草刈りされた場所は湿地を好む虫たちにとっては楽園なのでしょう。
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2009年06月09日

ウツボグサ (東京・多摩丘陵)

田植えが始まった田んぼを見下ろして、土手の上にウツボグサの花が咲いています。
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昔、矢を入れた筒の「靫(うつぼ)」に似た花の姿から名付けられた名前ですが、こういった現代では使われなくなった道具を語源とするものは、いまいちイメージが湧きにくいですね。機織りに使われた「筬(おさ)」からつけられた昆虫のオサムシなんかもそう。

それはともかく、花の少ない時期にあって、開けた場所に咲く青紫色の花穂はよく目立ちます。花のひとつひとつはシソ科らしい形で、蜜は花の奥に隠されています。これは花に潜り込んで蜜を吸うマルハナバチに花粉を運んでもらう仕組みだそうです。
それほど掘り採られるようなものでもないのに、いつのまにかあまり見かけなくなっているのは、花粉を運んでもらう相手がいなくなってきたこともあるのかもしれません。

この花が命をつないでいくためには、定期的に草刈りをされて藪にならない明るい場所だけでなく、マルハナバチが生きられる環境も必要。ということは、マルハナバチが巣の場所として利用できる、モグラやネズミの巣穴も必要になってきます。咲いている場所だけ囲って守ってもダメなんですね。自然保護というものの難しいところです。
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ウツボグサの別名は夏枯草(かこそう)。その名の通り、梅雨が明ける頃には茶色くなった花穂がそのまま残って枯れています。これを集めて漢方にも使われているそうです。そういう状態のものを何度も見てるけど、資料映像として撮ってないのが僕のいまいち詰めが甘いところで。
今年は忘れずに撮っておかなきゃ。
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2009年06月05日

テングチョウ (東京・多摩丘陵)

ハルジョオンに代わって一斉に咲きはじめたヒメジョオンの花に、テングチョウが止まっていました。知らない人には蛾扱いされそうな渋い色合いですが、名前の通り天狗のように鼻先が突き出していて、羽のシルエットも特徴的なので一度見ればすぐ見分けられます。
実際には、鼻のように見えるのは下唇ひげと呼ばれる器官で、感覚器の役目も果たしているとか。
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蝶の場合、羽を閉じているときに見えるのが裏面。テングチョウの場合、裏には葉脈のような模様まであって、春先、枯葉の上にじっとしていると見事な保護色になるんですが、こんな花の上では目立ってしょうがないですね。触角が片方欠けているものの、羽はきれいだから、近くのエノキから羽化して間もないのでしょう。

この蝶は5月末から6月に羽化し、ほんの少し活動してから暑い夏は夏眠、秋にちょっと出てきたかと思うと、今度は冬眠。翌年の春に産卵します。蝶としては成虫の寿命は長い方ですが、半分以上寝ていることになります。もっとも、真夏に飛んでいる姿を見たことも何度かあるので、暑い時期はまるっきり寝っぱなしというわけでもなさそうです。

この個体、いつものように、近づきながら何枚かシャッターを切ってみたんですが、全然動く気配がありません。こういうとき、よく見ると待ち伏せ型のクモに捕まってたりするんですがそうでもない。試しに何度かつついてみたら、めんどくさそうにちょっとだけ動いただけで、飛び立とうともしませんでした。本気で寝てたのかも。口を伸ばしかけたまんまなのが、食事の途中に寝ちゃった赤ん坊みたいです。
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これは越冬あけの3月上旬。オオイヌノフグリの花で吸蜜しているところ。
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2009年06月02日

ラミーカミキリ (静岡・南伊豆)

白い花を大量にぶら下げていたエゴノキが散ってしまって、そろそろアジサイの季節ですが、どうも僕は興味がわきません。もともと園芸種が苦手な以上に、種を作ることもない飾り花だけのアジサイに「あだ花」という先入観があるのかも。人のための美しさより、生きるための美しさを持った花の方がいい。
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などとこんなところでアジサイの悪口を言っても仕方ないので、今回はまた虫を。この時期、空き地に生えたカラムシの上によくいるラミーカミキリです。小さいけれどブルーグリーンのパステルカラーとマットブラックの模様がお洒落なカミキリムシ。カミキリというとシロスジカミキリやゴマダラカミキリといったごつい虫のイメージが強い僕にとっては、近づくと気軽に飛び立って逃げたりするのがなんだか小物っぽくて気にくわないんですが、実際2cmくらいの小物なんだから仕方ないか。
ひと昔前ならこの模様、「キョンシーカミキリ」といえば子供たちにはすぐわかってもらえたんだろうけど、今の子たちはキョンシーなんて知らないかも。

ラミーというのはカラムシの仲間で、繊維を採るために使われた植物だそうです。日本でもカラムシ織りというのが古くからありますが、ラミーはもっと大きく育つため幕末から明治初期にかけて長崎で輸入されていたらしく、このカミキリもラミーについてやってきたものとか。いわゆる帰化昆虫です。
ただ、もともと亜熱帯地域を本拠としているだけに、すぐに日本全国にひろがったわけではなく、ごく最近までは西日本でしか見られませんでした。僕自身も学生の頃までは見た記憶がありません。関東地方に入ってきたのは1980年代とか。つまりは温暖化の影響です。
こういう虫は他にもあって、例えば蝶ではここ数年で首都圏に一気に広がったツマグロヒョウモンや、そのあとを追って北上を続けているナガサキアゲハなどがそうです。
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この写真を撮ったのは南伊豆ですが、僕の住んでいる多摩地域でも今は普通に見られます。ここ数年。小学校で5月末に行われる運動会の日には、正門前の空き地で必ずラミーカミキリに出会うようになりました。
きれいな虫を身近に見られるようになって最初はうれしかったけど、その代わりに見えないところで失っているものもありそうです。
posted by Yasuhisa Ueda at 03:52| Comment(0) | 昆虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

ヤブムラサキ (東京・多摩丘陵)

ムラサキシキブという低木がありますよね。秋に紫色の実がたくさん並んでるやつ。
でも、公園や庭に植えられているのは、たいていコムラサキという種類。これが商品名ムラサキシキブとして販売されたりしてるので混乱します。
本来のムラサキシキブはもう少し実付きが悪く、5mくらいの高さに育つこともあって、ちょっと見栄えがしないんです。
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でもって、そのムラサキシキブよりさらに地味なのが今回のヤブムラサキ。ああ前置きが長い。
探せば結構どこの里山でも見かけますが、花の数は少なく、しかもムラサキシキブと違って葉っぱに隠れるように咲くので、気づく人は少ないでしょう。全体に毛が多く、花も毛深い萼に囲まれています。秋の紫色の果実も、萼に半分埋もれるように付くので、まあほんとに見栄えはしませんね。
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こういうのに目が行くのはマニアックなのかもしれないけど、名前を知ったことで初めて見つけられるうれしさってあります。それまで見過ごしていたものが、知り合いになっていく感覚。手を伸ばして若葉を触れば、細かい毛が密生してビロードのよう。これも、知り合いになったことでわかること。近づけば金色に輝くイチモンジカメノコハムシのカップルに気づいたりします。
名前なんか覚えなくてもいいんだよ、という言い方はよくするんだけど、自然のものと遊ぶ楽しみのためには、やっぱり名前を知るのが一番近道のような気がします。

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こっちはムラサキシキブ。花が葉っぱより上に出てきます。
posted by Yasuhisa Ueda at 03:35| Comment(0) | 樹木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

ヤママユガ (東京・多摩丘陵)

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いきなり嫌われそうなケムシですが。
刺すことはありません。これはヤママユガのたぶん3齢幼虫。
天蚕とも呼ばれ、その淡い緑色の繭から作った糸は高価な織物になります。最近では繭をそのまま溶かして化粧品にも応用されているとか。

その昔、ヤママユガの卵を農家から分けてもらって育てたことがあります。カイコと違って気むずかしく、エサの好き嫌いが強くて、50個ほどの卵から繭になったのはたった4匹でした。実際に飼育している農家でも、雑木林に網を張って放し飼いにしていることが多いようです。

正直マメじゃない僕はもう飼育はあきらめて、林縁のコナラやアラカシの葉を探して見つけるだけですが、これがなかなかみつかりません。緑色の保護色になっている上、たいていは葉裏に隠れています。
ここは唯一、行けば必ずヤママユガの幼虫に出会える林。それだけ生息密度が高いのでしょう。

でも、探しているのは僕だけじゃありません。耳元でブーンと羽音が聞こえて振り向くと、触角も足も胴体も長い蜂。ヤママユガやクスサンなどの幼虫に卵を産み付ける寄生蜂、コンボウアメバチです。ふわふわとアラカシの若葉の上をなぞるように飛び回って、獲物を探索中でした。
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昔の僕だったら追い払ったかもしれないけど、寄生蜂だって商売だからなあ。
posted by Yasuhisa Ueda at 02:51| Comment(0) | 昆虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする